こんにちは!むかーしむかし、広告の営業を1年やっていた、かーりー( @25karly25 )です。
このページにたどり着いたということは、
- これから営業職に就こうと思っている
- 営業をしていて「自分営業に向いていないなぁ」と感じている
のどちらかの悩みを抱えているのではないかと思います。はっきり言います。
営業には、向き不向きがある!
私は普段人見知りもせず、明るいと言われることが多いので、自分は絶対に営業に向いていると思っていました。ですが、実際に営業を1年経験してみて、営業に向いていないことが分かりました。
確かにお客さんとの関係作りには困らなかったのですが、営業は商品を買ってもらうことが仕事。
良いコミュニケーションを取ることと、商品が売れることは決して=(イコール)で繋がっていません。
営業に向いている人は、お客さんにその人から商品を買いたいと思わせるのが上手い人。
「たった1年で営業の何がわかるの?」
と思われるかもしれませんが、私と同じように「明るいから営業に向いているはず!」と単純に考えている人に、反面教師にしてもらいたいので、”なぜ底抜けに明るい私が営業に向いていなかったのか?”ということを、経験談を踏まえて記事にすることにしました。
- 営業職に就こうか悩んでいる人
- 営業職自分に向いているのか知りたい人
目次
私は明るい。でも、営業に向いていなかった理由
はい、私はとっても明るいです。多分1000人いたらトップ10には入れるくらい。
「この性格を活かせるのは営業しかない!」と思って、就活のときは営業に絞って面接を受けていました。
無事に広告会社の営業の内定をもらい、大学卒業後に早速働き始めたのですが、
自分、まじで営業に向いてないな
と入社3ヶ月くらいで気づいてしまったのです。
実際に営業を経験するまでは、”人見知りをしなくて明るい人は営業向き”と単純に思っていました。ですが、それは大きな間違い。
仲良くなったお客さんが商品を買ってくれても、全然嬉しくなかったんです。その理由は明確で、
自分自身が自分の売っている商品に自信がなかったから。
大手企業が参入しているサービスだったので、中小企業が出す似たようなサービスが勝てるわけないとずっと思っていたんです。心の中で、「同じお金を出すなら、あの会社の商品の方が絶対にいいのに」と。(ダメ営業マン)
あと、お客さんと仲良くなりすぎて、キャンペーンを駆使して叩き売りもしていました。会社の利益を考えずに、ただただお客さんの喜ぶ顔が見れたらそれで良かったんです。(全然良くない)
安く売ることで、「もし思うような結果が得られなくても安いんだから許してね〜」っていう防御線も張りたかったんだと思います。
お客さんとの関係を築くのはピカイチだった自信はありますが、安く売ることでお客さんが喜ぶと勘違いをし、”知名度が高い別の会社の方がいいに決まっている”と勝手に決めつけ、自分が売る商品のいいところを見つけようともしませんでした。
営業で数字が取れないのを商品のせいにするなんてかっこ悪すぎる。そう、そんな私は、全くもって営業に向いていませんでした。
営業に向いている人
人付き合いが得意な人
これは営業をする上で大前提。人の懐に入るのが上手な人は、かなり有利です。
アホそうなのに、なんだか応援したくなるような人っていませんか?
やっぱり人は愛嬌だと思うんです。愛想がいい人と無愛想な顔をしている人が同じ価格で同じ商品を売っていたら、間違いなく前者から購入しますよね。そういうことです。
営業をする上でお付き合いは本当に大事なので、飲みに誘われたらなるべく誘いにのるようにしましょう。(私は美味しいものを食べさせてもらえるから、行きまくってた)
お世辞を言うのに抵抗がない人
お客さんを気持ちよくさせるのは大事です。でも人のことを褒めるのが好きじゃない人っていますよね。
仕事だと割り切って、お世辞をスラスラ言える人は強いです。
営業は、相手をいかに気持ちよくさせるかが重要。
弱い商品でもいいところを見つけるのが上手い人
私のように「どうせ私が売るこの商品は大手の商品に負ける」と思ってしまう人は、ダメです。
探せば大手の商品に勝てるポイントは必ずあるはず。そうでなければ、数年〜何十年もそのサービスが続くわけがありません。
弱点が多い商品だったとしても、馬鹿正直にお客さんに伝えず、「この商品も悪くないな」と思わせるテクニックが必要になってきます。
ちなみに、ベストセラーにもなった、佐々木圭一さんが書いた『伝え方が9割』という本は営業マンにおすすめ!
数字への執着心がある人
多くの会社の営業には、ノルマがあります。営業は数字を追わなければいけないので、このノルマを避けては通れません。私は人と競争するのを極端に嫌う人間なので、このノルマが苦痛で仕方ありませんでした。
月のノルマを達成しても嬉しいという感情はなく、「あぁ、今月は怒られずに済んだ」程度。
同僚と競うことや、数字がモチベーションになる人は営業向きと言えるでしょう。
お客さんとの関係を割り切れる人
お客さんはあくまでもお客さん。仲良くなりすぎると、プライベートと仕事の境目が分からなくなり、営業がしづらくなってしまいます。
友人のような関係になるのではなく、お客さんと営業マンという関係性は常に意識しておくことが大事です。
営業に向いていない人
正直すぎる人
「ものは言いよう」とよく言いますが、商品を実際のものより良いように言うことに抵抗がある人は営業に向いていません。
営業でフリになるようなことを馬鹿正直にありのままを伝えてしまうのは、ただの仕事ができない人。
いかにお客さんに買いたいと思わせるかが勝負なので、嘘をつくのはよくありませんが、どんなときも上手に物事を伝えること。
自分に自信がない人
あなたは自信なさげな人から商品を買いたいと思いますか?思いませんよね。
自分に自信がない人は、その表情や仕草からわかってしまうものです。これは当たり前のことですが、大きな声での挨拶や自信を持った商品紹介は基本中の基本。
「私と出会えたあなたはラッキーです!」くらいの勢いで営業ができないと、営業には向いていません。
向上心がない人
営業は競争社会です。「部署で1番になりたい」「最高売上高を叩き出したい」など向上心は常に必要。負けず嫌いは営業成績が伸びると言われていますが、それは間違いないと思います。
「ある程度のお金さえもらえればそれでいい」という向上心がない人は、他の人と競う職業ではなく、単純作業で1日が終わるような仕事が合っているでしょう。
売れないのを商品のせいにする人
「商品が売れないのは商品が悪いからだ」と言う人は、営業に向いていません。私も当時は毎日のようにそういった愚痴をこぼしていました。
自分の能力が低いだけなのに、売れない原因を商品のせいにしていたんです。めちゃくちゃダサいですよね。営業に向いている人は、商品がどんなものであれ、簡単に売ってしまいます。
営業には向き不向きがある
営業は実際にやってみないと向き不向きはわかりません。ですが、今回ご紹介したポイントを見てみて、向いているか向いていないかなんとな〜く分かったんじゃないかと思います。
同期で入社した同い年の子は営業が性に合っていたみたいで、今でも同じ仕事を続けています。営業は大変というイメージがありますが、向いている人はめちゃくちゃ楽しいと思います。
これから営業に挑戦しようと思っている人は、性格の明るさややる気だけで選ぶのではなく、自分の資質と営業が合っているのか?という点をしっかりと考えてみるといいでしょう。
以上、もう営業は絶対にしたくないと思っているかーりーからのメッセージでした^^
コメントを残す