こんばんは!お腹、めっちゃ強いかーりー(@25karly25)です。
そう、普段は私、めっちゃお腹強いんです。(半分は思い込み)
でも海外に行くと、70%くらいの確率でお腹壊します。
そして90% くらいの確率で便が緩くなります。
あ、ちなみにいつもと違う場所(友達んちとかホテル)に泊まると必ず便秘になります。(恥ずかしいので小さい文字のサイズで言う)
前にボリビアのサンタクルスという街に行ったとき、生死を彷徨うレベルでお腹を壊したことがあるので、その時のお話をしたいと思います。
お前バカだな、って笑ってもらえれば嬉しいなぁ。
お腹壊すと知ってるのに屋台を食べる
海外旅行をしてる時、おしゃれなホテルでの食事には一切興味なくて、現地の人が普段食べてるものを食べたいんですよね。
その国の食文化を知りたいってゆうか、庶民の味を知りたい。単純に、日本で食べられないようなものを食べたい、そんな感じ!
だから基本的に道端に佇んでいるキタナシュランなお店とか、なんなら屋台飯にガンガン挑戦します。

わかってるんですよね、お腹壊すって。でも、食べちゃう。食いしん坊だから。
そして、その日も食べたんです。アイスとかジュースとか屋台のホルモンを。
(100%ジュースにやられたと思ってる、虫浮いてたし)
その後、数時間してもうお腹が大暴れ。
次の日移動の予定があったので、夜は宿で大人しく寝ていました。
次の日になって更にひどくなった

夜中にトイレで何度も起き、「明日移動なのにやばいなぁ」って思ってました。
「どうか、どうか神様。明日のバス移動までには治っていますように」
そう願いを込めて眠りにつきました。(そして30分起きに目覚める)
あぁ、もうこれダメだな。と半ば諦めていましたが、昼頃にお腹の調子が戻ってきたので、嬉しくなってまた屋台に行きました。
そこでお昼ご飯を食べて、帰りにはかき氷まで食べてました。

かき氷を食べ終えたらまたお腹ぴーちゃん。絶望。
自業自得なんですがね、ちょっと持ち直したと思ったらすぐに調子乗っちゃう。
それでもバスに乗り込んだ
19:30出発のバスだったので、それまでめちゃくちゃ悩みました。
乗るべきか、乗らないべきか?
あ、ちなみにそのバス移動は24時間の予定で、評判がめっちゃ悪くて、運が悪ければ50時間かかるとか。
24時間でつこうと思うな、と言われていたので、まぁ30時間くらいかな〜と予想していました。
バスに乗るギリギリまでトイレにこもって、何を思ったのか、気づいたらバスに乗り込んでいました。どんな判断だよ。
お待たせいたしました、
地獄のバス旅のスタートです。
人生で一番辛い40時間
ここからは昔の日記があるので、詳細まで書きますね。読み返していたら、当時の情景が思い出された……頑張ったな自分……
予約したとき座席が選べたので、足が伸ばせる1番前の席をGET。ラッキー!
隣はお喋り好きなおばあちゃん。スペイン語でマシンガントークしてきたけどマジで暗号。
話しかけてくれるのはすごーーく嬉しいけど、それに答えられなくて申し訳なかったな。
「全然分からんないよー(かろうじてスペイン語で伝えられた)」ってゆったら、単語をゆっくり区切り区切りで話してくれたんやけど、遅かろうが早かろうがその単語が分からないんだよ。
おばあちゃんの一方的な会話が終わったところで、夕飯タイム!
南米のバスは基本的に車内で食事サービスがあります。(移動時間が長いから)
冷めとるし決しておいしいとは言えないけど、バスの中で食べるご飯はやっぱりワクワクする。

確かにまだお腹は痛かったけど、目の前に食べ物があったら欲望を抑えられないのが私。ほんとこの食いしん坊精神どうにかしたい。食べるのが好きすぎる。
ところで知ってる?でこぼこ道に揺られながらパラパラご飯を食べるのって難しいんだよ。フォークにのせて口に運ぶまでに振動で半分は落ちる。何粒か床にこぼしながらなんとか完食。
さぁ、胃もなんかグルグル言い出したし、寝ようかと座席を倒そうとしたら、リクライニングがコワレテイル!!!
そもそもレバー自体がオレテイル!!!
お喋りおばあちゃんが添乗員さんに伝えてくれて、席の移動。すごい積極的に運転手に伝えてくれるやん、やっぱこのおばあちゃんめっちゃいい人!って思ってたら、私が席移動した瞬間に足を座席に置いてくつろぎだした。そういうことね?
移動した席は、コワモテ系のお兄ちゃんの隣。おばあちゃんが小さかったけん気づかんかったけど、座席めっちゃ狭いやんこのバス。
筋肉厚めのお兄さんやったけん、なんか狭い。そしてお腹痛し。
エアコンついてないバスやったけん、ノースリーブに短パンで乗り込んだんやけど、夜が冷える冷える。薄いパーカーがあったけん羽織ったけどそれでも寒い。
この環境お腹に悪すぎる。
何十回もピーの波に襲われて、でもその度に耐えた。
たまにあるトイレ休憩。もちろん駆け込む。
けど基本的に海外のバスは信用してないから、”いつ置いていかれるかわからない”という警戒心は常にもっています。こんなんじゃゆっくり踏ん張れない!まぁ、もう踏ん張るっていう次元じゃないんですけど、お尻から水ですし。
寒すぎて結局一睡もできず、朝7時前にボリビアのイミグレに到着。
予定ではここに夜中の3時頃つくはずやったんやけどなぁ、すでに4時間のずれ。
許容範囲、オッケーです。
でも疑問なのはバスは止まることなく夜中ずーっと走り続けてたんよね。どこで起きたタイムロスなんや、謎。
で、国境到着に私が一番に発した言葉は、
「ドンデ・エスタ・バーニョ?(トイレどこですか?)」
久しぶりのトイレに駆け込みました。私のお腹の中にいたものをぜーんぶこの国境に置いてきたんだ。感慨深いなぁ。
無事に出国スタンプ押してもらって、再出発!
走り初めてすぐにバス故障!
うん、想定内!
でも、ほんまに不思議なんやけど、ほぼ毎回故障して数時間足止めくらうのに何でバス会社はどうにかしようとせんのんやろか?
そんなに裕福な国やないけんしょうがないんやろうけど、どうにかならんもんかねぇ。
その故障が厄介で、一向に動かない!
11時ー17時のくっそ暑い時間帯(38度)に密室に閉じ込められ(治らない腹痛、大量のハエと共に)地獄のなにものでもなかった。
体調良かったら暑すぎ!!!くらいで終わるけど、ほんまに体調も史上最悪やったけん意識朦朧レベル。(めまいと動悸)
あぁ、もう我慢できん〜お腹いたすぎ無理〜〜
ってなるタイミングが何回かあって、フラフラになりながらバスを降りて、草むらでしました。
はい、野グソです。
もう選択肢がなかったから。バス内で漏らすよりマシでしょ?
見られたらどうしよう、とか考える余裕なかったんですよね、倒れる寸前だったから。(マジ)
こうしてのびのびと野グソができたのも、日本人がいなかったからです。
その間も水飲んだらお腹怖いし、飲まんやったら熱中症怖いしで、恐る恐る水飲みよったんやけど、水が底をつきてもうだめや、これ死んでしまうってなったとき、隣のコワモテお兄ちゃんが私の異変に察して(そりゃそうだw)ペットボトルのお水一本くれた!
何もゆーてないのに。この人絶対モテるわ。判断能力鈍ってたから、むしろもう好きだったかも。
その後もまたジュースや食べ物くれたり、ほんと色々と助けてもらった。
バスがエンジン吹き返したとき、乗客みんな拍手してたけど、あたしはもうトンがっとったけん「さっさと出発せぇ」ってカッカしてたよね。何が拍手じゃ、こっちは生死をさまよっとんじゃ。
出発から既に22時間、まだ道のりの半分も行ってない事実には蓋をして、神様ありがとうって一応お礼を言っておきました。
喜んだのもつかの間やね、走り出してわずか10分、また故障。もう怒るというか、絶望。ここで更に3時間待たされる。

マジかよ、これは流石に想定内じゃねぇぞ。
途方にくれる乗客達。あの時私は拍手をしなくてよかった。
夜中0時過ぎにやっとパラグアイのイミグレ着いて、そこで荷物チェック。
カバンの中身を全部出される徹底っぷり。途中警察犬が登場してきたんやけど、全然嗅ごうとせんくて、ニヤニヤしてしまった。
食べ物の袋漁って食べようとして怒られてたし、可愛すぎかよ。警察犬じゃなくて、飼い犬になれ、飼い犬に。
ここで2時間半のロス。
そのあとも3回くらいエンスト起こしたりして常にヒヤヒヤやったけど、昼の12時に目的地アスンシオンに到着しました。
トータル40時間 with 腹痛
こんな過酷なバス移動はもう嫌だ。
降りたときには砂埃で髪の毛バッサバッサだったし。
まじで頑張ったよ、これは褒めてあげたい。でも、バスの予定をずらさなかった自分は殴りたい。
体調悪い時は休みましょう
体調悪い時は、無理せず休みましょう。(超初歩的な話)
お腹壊してたら絶対に長距離バス乗っちゃダメだよ?
みなさん私を反面教師にして、どうか快適なバス旅をお過ごしください。
はぁ、野グソの話してたら3800文字いってたよ。時間の無駄かよ。
寝るっ
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