どうも、オーストラリアのワーホリ中に2ヶ月弱テント生活していたかーりー(@25karly25)です。
太陽の光に起こされる生活最高!!
日本にいるとテントの中で眠るのは、キャンプの時くらいではないでしょうか?でも、オーストラリアではテントが結構身近な存在なんです。
私も友人から話をもらった時に「面白そう!」と思って、思いつきでテント生活を始めました。実際にテント生活をしてみると、困ったことや驚いたことがたくさん。
この記事では女の子目線で海外でのテント生活のリアルをお話しします。テントに長期で住もうかな、と考えている女子はぜひこの記事を読んで参考にしてください!
目次
海外でわざわざテントに住んだ理由

※譲り受けたテント(かなり立派!)
私は当時オーストラリアのタリーという場所に出稼ぎにきていて、バックパッカー宿の10人部屋に住んでいました。国籍も性別も関係なく一緒に暮らしていたので部屋の環境は微妙。
綺麗好きの人ばかりとは限らないので、部屋は常に汚れている状態でした。
それなりに楽しかったのですが、かれこれ3ヶ月以上住んでいたので、そろそろ住む場所を変えたいという気持ちは常にありました。
そんな時に近くのキャラバンパーク(テントを張れたり、バンクハウスがある場所)に住んでいる友人が、その村を出て行くという情報を耳にしました。
彼は立派なテントに住んでいたので、そのまま引き継いでくれる人を探していました。彼とおしゃべりをして、10分後には「いいやん!住むわ!」と言った私。
決まったら早い!(決めるまでも早い)その次の日にはそれまで住んでいたバックパッカー宿を出て、テントに引っ越しました。
テントに女子一人で住んでみて大変だったこと
思いつきで引っ越したので、実際の生活のことなど何も考えていませんでした。キャラバンパーク内の敷地だったので、テントの近くに共同のキッチン、バス、トイレはありました。
最低限の生活はできたのですが、テント生活を始めていくつか困ったことがあったので順番にお話しします。
①電気がない
電気を使いたかったらキッチンまでいく必要がありました。共同のキッチンだったので、そのまま置き去りにはできず充電中は側で見守っていました。
Wifiがある場所でしか使えない携帯を使っていたので、頻繁に充電することはありませんでしたがやはり枕元で充電できないのは不便。
あと、髪を乾かすのもキッチンだったので、なんだか申し訳なく思いロングだった髪をバッサリ肩まで切りました。(美容院がない田舎だったので、人の髪も切ったことのない友人にカットしてもらい、千と千尋のハクになったのは良い思い出)
②とにかく暑い
もちろんテントにはエアコンはなく、どんなに暑くても耐えるしかありませんでした。男の子だったら上半身裸でも問題ありませんが、女子はそうもいかないので、ノースリーブと短パンでなんとか乗り切りました。
③セキュリティなし
キャラバンパークのテントエリアには私以外にも7〜8個ほどのテントが常に立っている状態。日本人はいなかったので、心細い日もありました。
また、当たり前ですがテントに鍵はかけられないので、防犯面は最低レベルです。仕事に出ているときも貴重品はテントの中。盗まれても何も文句は言えません。
また、女一人で住んでいたので、夜誰が入ってきてもおかしくない状況で寝るというのは多少の不安もありました。
④洗濯機がない
洗濯機というものはないので、バケツにお湯をためて手洗いをしていました。共同の大きい物干し竿は外にあったのですが、流石にそこに下着を干すわけにはいきません。
狭いテントの中の天井部分にヒモを引っ張って下着を干していました。
テント女子の必須アイテム
・防犯ブザー
万が一があった時のために、必ず持っておいたほうがいいと思います。自分の身は自分で守ってください。
・キンチョール
虫が怖くないという女子はそれほど多くないと思います。ティッシュではなかなか潰せないので、キンチョールは必需品!
テント生活に向いていない女子、向いている女子

・虫がダメな人
・暗闇が怖い人
・神経質な人
1〜3泊テントで暮らす程度では、テント生活が分かったとは言えません。数日であれば非現実的な生活がむしろ刺激的に感じるでしょう。長期で暮らすからこその生活の不便は必ず出てくるので、今の生活水準を落とせない、という女子はまずやめた方がいいでしょう。
・不便なことを楽しめる人
・太陽に合わせて生活したい人
・少々汚くても気にならない人
テントの醍醐味は自然の中で生きる、ということです。”私たちが自然にお邪魔している”という感覚でいなければいければ、不便なことに目がいってしまって不満が出てきます。「なにこれまじおもろい」精神は本当に大事!
”生きる力”をつけたいならテント生活は超オススメ!

私はテント生活を経て、更にたくましくなりました。テントが破れたときもなんとか修理したり、ご飯に虫が入っても気にしなくなったり、できるようになったことは山ほどあります。
ただ、治安がいい場所かどうかはしっかりと見極める必要があります。
日本ではなかなか経験できないことなので、機会があればぜひ挑戦してみてください!
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